【水稲農家様向け】中干し期間の延長によるクレジットの創出について

中干し期間の延長によるカーボンクレジットの創出について

農作業の一過程を環境によい方法(温室効果ガスの削減につながる方法)に変えることで、温室効果ガスの削減分をクレジット化することができます。

国(経産省・環境省・農水省)が運営しているJ-クレジット制度 において、2023年度から中干し期間の延長によるクレジットの創出が認められました。

これは、水稲栽培において、田んぼの中干し期間を直近2年の平均より7日間延長することにより、排出されるメタンの量を削減するというものです。


一般社団法人Coの強み

初期投資ゼロ!

クレジットの申請には費用(約100万円)がかかりますが、初期投資は不要です。

成果報酬制を採用しているので、初期費用である申請費用は我々が負担し、クレジットの売却時に売却額の30%を頂戴いたします。

特別な機械の導入なども必要ありません。

クレジットの使い道を選択可能!

創出したクレジットは、売却だけでなく、自ら生産した農産物のオフセットなど様々な方法で使用できます!

ブランディングに活用したい方におすすめです。

どこよりも高品質なクレジットを創出!

近年、世界では粗悪なクレジットが問題となっており、クレジットの質が問題となっています。

そうした流れを受け、世界ではICVCMによるカーボンクレジットの基準(コアカーボン原則)が定められるなど、ルールメイキングが進んでいます。

一般社団法人Coはこうした流れを受け、中干し実施の有無を人工衛星を活用したモニタリングの実施、生物多様性の影響評価の実施など、幅広い取り組みを行います。

これにより、世界水準の高品質なカーボンクレジットを創出します。

持続可能な農業の実現について研究中!

農業は食糧生産だけでなく、脱炭素や生態系の保全、防災、教育など多面的な機能を持っています。

しかしながら、現状注目されているのは食糧生産機能がメインです。

我々はカーボンクレジットを脱炭素の機能を評価し、マネタイズにつなげることができる手段として捉えています。

しかし、我々はスポットライトが当たっていない生物多様性や防災、教育などの機能についても注目しています。

まずは生物多様性の機能を評価すべく、様々な大学や研究機関、民間企業と連携し、研究を行っています。

クレジットの創出による収益はこの研究に再投資されます。

収益/費用について

結論:収益については1haあたり約8000円になります。(地域やほ場の排水性によって異なります。)

以下、計算方法です。

中干し期間の延長により、1haあたり約2tのクレジットを創出することができます。

クレジットは1tあたり6000円で販売する場合、1haあたり12000円の売上となります。

費用については成果報酬制(クレジットの売上の30%)を採用しておりますので、70%の8400円が農家様が得られる収益になります

クレジットの創出量や売却額は変動することがあるので、詳しくはお問い合わせください。

クレジット創出の流れ

プロジェクトの実施

中干し期間の延長を行っていただきます。

効果の算定

プロジェクトの実施に伴う温室効果ガスの排出削減効果を我々が算定します。

第三者機関による認証

我々が算定した排出削減効果について第三者機関による認証を受けます。

クレジット発行

認証後、クレジット化を行います。

クレジットの売却支援、利用支援も行っております。

クレジット創出の流れ